やっと 2

えっと、やめたほうがいいかも。
後悔したって、しらないよ〜〜!(汗)
どうする? NEXT で事後シーンに行けちゃうから、そっち行ったほうがいいってばっ!
ほんと?読むの?笑って許してくださるのなら・・・





















ついばむような口づけを繰り返しながら、 少しずつ、舌を割入れていく。
たしぎはぎゅっと目を瞑って、必死に応えようとする。
ゾロは、すっと唇を離すと、「無理すんな。」
とコツンと額をたしぎの額にぶつける。
「嫌か、嫌じゃないか、それだけ、教えてくれ。」
頷いたのを確認して、 おでこ、まぶた、頬、そして、唇に口づけを落としていく。
ゾロの唇が、耳に触れるたびに、「!」たしぎの身体に、びくっと体に力が入る。
耳たぶを軽く噛んで、舌でなぞると、ますます身体を硬くする。
少し身体を離して顔を覗くと、たしぎが違うというふうに首を振る。
その顔を確かめると、耳をひと舐めして、その唇を首すじに這わせていく。
たしぎの身体を包んでいた毛布がゆるくたわんで、白い肩があらわになった。

柔らかな緑の髪が首筋にあたって、心地よかった。
たしぎは、手を伸ばして、触れてみる。

口づけを繰り返しながら、ゾロの手が乳房を包みこむように触れる。
その指が先端に触れると、反射的に身体を離そうをする。
背中に回したゾロの手は、それを許さない。
しだいに、激しくなっていく動きに、たしぎの吐息も早くなる。
ベッドに横たえると、改めてたしぎの体躯を見つめる。
綺麗だ。
上気した頬の、潤んだ黒い瞳が、ゾロを見つめている。
いいか?視線で問いかける。
たしぎの手が背中に伸びる。
ドクン。ゾロは身体の奥が、熱く熱を帯びるのを感じた。
さっきよりも激しく、舌を絡みとるように唇を貪り、 乳房の膨らみの先端を口に含む。
「あっ。」
たしぎの背中が仰け反る。
肩を押さえながら、口に含んだ頂きを、転がし、吸い付く。
片方の手で、もう一方の膨らみを揉みしだき、固くなっているその先端を指で挟む。
同時に、口に含んだその先に歯を立てる。
「あぁっ!」
たしぎの手がゾロを押し返そうとするが、そのまま腕にしがみつく。
こんなに丁寧に女を愛撫したことなどなかった。
いつも、己の欲望を満たさんが為だけの行為だった。

抑えきれない衝動がゾロを突き動かす。
たしぎのあげる声が、吐息が、更に熱を注ぐ。
くそっ。
我を忘れて、求めてしまいそうで、必死に自分をとどまらせる。
たしぎは怖がらせていないか。
その表情を見ようと顔をあげる。


たしぎの息は荒く、上気した顔でゾロに応える。
くっと顎をあげて、ゾロに唇を重ねると、背中にまわした手に力が入る。
たまんねぇ。
そのまま、手を脚の間に滑り込ませる。
つと指で触れると、熱を帯びた花弁がゆっくりとそれを受け入れる。
「や、だめっ。」
恥ずかしさで、脚を閉じようとする動きに、構わずに指を差し入れる。
押し広げるように、指をもう一本入れると中を掻き回す。
たしぎの奥から、とろりとした白い愛液が、溢れだす。
固い桃のようなたしぎの内側に、思わず動かす指にも力が入る。
その快感から、逃れようとしているのか、溺れているのか、 身体をよじって声をあげる。
すっと、指を引き抜くと、その濡れた指で、蕾みを刺激する。
「あっ!」
たしぎが弾かれたようにしなる。
続けてそこを攻めると、声を荒らげて、悶えだす。
「ふっ、んん・・・」
その声に煽られて、更に指の動きが速くなる。
「あぁ、だ、だめぇ。」
嫌なのか。
やめるか?
動きを止めると、たしぎが首を振る。
「ロ、ロロノア。なんか、変になりそう。」
「・・・変になっちまえ。」
ゾロは更に熱い愛撫で応える。たしぎの身体は、中と蕾を同時にまさぐられて、一気に熱くなる。
「あっ、だめ、や、やめっ。あ、ああっん。」
たしぎは目の前が一瞬真っ白になり、仰け反っていた身体から ガクンと力が抜ける。

指が、ひくひくと脈打っているたしぎの内側を感じる。
指を引き抜くと、絡みつくようだった。
焦点のあってないような瞳のたしぎに、口づけをすると、
ゾロは己自身をあてがい、ずぷっとその中に割入れる。
虚脱感の中での突然の痛みに思わず大きな声をあげてしまう。
「ああっ!いっ、痛っ。」
必死に逃れようとするたしぎの肩を押さえて、ゾロは、戸惑う。
まさか。
でも、ここで止めるなんて出来やしねぇぞ。
もう半分は収まっている。今更引返せる訳ねえだろう。
ふうっと深く息を吐き出して、 出来るだけ優しく耳元で囁く。
「大丈夫だから、力抜け。」
んっ。
声にならない返事とともに、たしぎの緊張が少し解けた。
ゆっくり、ゆっくりと自分自身をたしぎの奥へと沈めていく。
その奥まで辿り着くと、ぎゅっと抱きしめる。
「おまえんなか、すごくあったけぇ。」
少し荒くなったゾロの息づかいに、たしぎも熱くなる。
「ん。」喘ぐように答える。
いきなりの痛みに怖くなったが、今はそれよりも一つになれた喜びのほうが大きかった。
目の前が滲む。
少し身体を起こすと、ゾロが「動くぞ。」と声をかける。
身構える間もなく、ゾロの腰がグラインド始める。
からだの中から、引っ張られるような感覚と、体の奥に打ちつけられるゾロ自身の感覚が 繰り返したしぎを襲う。
次第に声に快感の響きが混ざる。
「あっ、ああ、んっ、やあぁん。」
ゾロも、締め付けるたしぎの内部を掻き回しながら、 限界が近いことを感じていた。
なんで、こんなに・・・たしぎの熱に、おかしくなっちまいそうだ。
「も、もう、だめぇ。」
たしぎの全身が硬直して、動きが止まると同時にゾロ自身を、締め付ける。
「!」
ゾロのほとばしる熱が、たしぎの中に解き放たれる。
ドクンッ、ドクンッ。
二人の鼓動が、大きく波打っていた。

たしぎの中は、脱力した後も、きつく、ゾロに絡みついて、 早鐘のような鼓動と共に脈うっていた。
引き抜かれる時までもゾクッとする。「んっ。」
ゾロは、たしぎの傍らに、身体を投げ出す。
たしぎは、少しの間、抱きしめられたまま、まどろんでいた。



〈続〉